骨が足りない方へのインプラント

短時間で目に見える効果

上顎洞が上顎臼歯部の上方に伸びているにもかかわらず、サイナスリフトが下方に傾斜しているため、インプラント体装着に必要な骨量を確保することができない方がいらっしゃいます。ソケットリフトは、この問題を解決するための補助的な骨造成術の一つです。

サイナスリフト

顎の骨が著しく足りない場合に行う方法です。上顎洞粘膜を上顎洞から剥離して挙上、その挙上によってできたスペースに人工骨や他部位から採取した自家骨を移植する事により上顎洞底線の位置をあげ、インプラント埋入手術に必要な骨の厚みを獲得する方法です。

GBR（骨再生・骨造成）

下顎骨の高さが足りない、あるいは広範囲に及ばない場合、この方法をとります。骨形成が十分でない部分にシートを敷き、新たに骨が生えるスペースを確保し、その空洞に骨格を供給して骨の生成を促すという方法です。

費用負担をおさえられて経済的

一般的に、医療用構造物を埋め込む費用は健康保険でカバーされませんが、オールオン4では通常4本（顎の骨の状態による）で済むので、予想される費用を抑えることができます。

その日に噛むことが可能

通常のインプラント治療では、インプラントと骨が結合するまでに数ヶ月から6ヶ月のスパンが必要です。

それに対し、オールオン4は、歯を抜いてインプラントを埋め込み、すぐに歯を固定するため1日で治療が終わり、すぐに自分の歯が使えるようになります。

精神的な負担を少なく

一般的に、天然歯のない人が入れ歯を保持するためには、8～14本のインプラントが適用されます。しかし、インプラントの本数を増やすと、術式や術後の炎症、療養期間が長くなってしまいます。

オールオン4は、このインプラントの本数を大幅に減らすことができるため、患者様の心理的負担を軽減できる可能性があります。

正しいメンテンスで長持ち

オールオン4は審美的な結果だけでなく、患者さんが厳格な口腔衛生レジメンに従えば、長期的に信頼できるものです。

治療後数週間から数ヶ月の定期検査と、2年に1度の専門的なクリーニングを予定することで、治癒を十分に観察することが不可欠です。各個人のメンテナンス方法については、当院にお問い合わせください。