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歯がぐらつく

LOOSE TEETH歯のぐらつきでお悩みの方は当院へ

歯がぐらぐらすると感じたら歯周病の可能性があります

お悩み別治療方法

歯周病の症状は「歯茎の腫れ」「歯茎からの出血」などが挙げられます。進行することで顎の骨を溶かし結果的に歯がぐらついてしまう結果を招いてしまうため、歯のぐらつきを感じたら放置できない状態と言えます。歯は、顎の骨と歯根膜(歯の根をとりまく組織)が密着することで支えられています。

健康な歯であっても、咀嚼(そしゃく)などの力で多少は動くものですが、これは、歯根膜が歯と顎の骨との間でクッションの役割をしてくれるので、0.2mm程度とわずかしか動きません。

ところが、深く進行してしまった歯周病では、顎の骨が溶かされ歯根膜が破壊された状態なので、歯にとってのクッション(支え)がなくなり、グラグラと大きく揺れてしまうのです。

歯茎を構成する歯周組織って?

歯には見える部分(歯冠)と見えない部分(歯根)があります。歯根の状態によって歯の動揺度(ぐらつく程度)が変わります。歯根を支えている部分は歯周組織と総称されます。

歯肉

いわゆる「歯茎」と呼ばれる、歯周組織の粘膜部分です。歯肉と歯根は上部では剥がれており、歯周ポケット(歯肉溝)という隙間があります。

歯槽骨

歯肉の内部の骨のことを指し、歯根を包み込むような形で顎の骨(顎骨)と一体化しています。

歯根膜

歯根と歯槽骨をつなぐ組織です。歯周靱帯(ししゅうじんたい)とも呼ばれており、歯根膜のクッション作用により健全な歯根はわずかに(約0.2mm)動揺しています。

セメント質

歯根の最外層を覆う硬組織で、その存在により歯根膜を歯根と結合させることができます。

これらの歯周組織が健全な状態で歯根を支えているので、食事したり、歯ブラシを当てても歯はぐらぐらしないのです。

ぐらつきチェックリスト

ほとんど動かない基本的には健康な状態です。ごく初期の歯周病(歯肉炎が潜んでいる可能性はあります。
歯が前後に動く初期の歯周病である可能性があります。
前後左右に動く初期の歯周病である可能性があります。
前後左右重度の歯周病である可能性があります。

歯がぐらつくことで食事に支障をきたしたり、集中力を奪われたりします。進行することで痛みも生じ、様々な状況で不自由です。歯が抜ける前の早目の治療が肝心です。

噛み合わせの不調和によるぐらつき

噛み合わせの不調和が原因で歯周病になってしまったり、歯周病を加速させてしまうケースもあります。弱った歯茎に偏った圧力がかかることで、歯周病に侵された顎の骨が歯を支えきれなくなりぐらぐらしてしまいます。

簡単噛み合わせチェック

日常生活を不自由なく過ごされている方の中にも、噛み合わせが原因で歯に悪影響を与え続けている方がいらっしゃいます。まずはご自身でセルフチェックをしてみましょう。

  • 歯磨き中に、歯茎から血が出る
  • 歯の先端が削れてすり減っている
  • 歯がぐらぐらする
  • 下顎の内側の骨が、こぶみたいに隆起しているところがある
  • 上顎の真ん中の骨が、こぶみたいに隆起しているところがある
  • 歯の根元が削れている
  • 歯茎がやせている
  • 痛みを感じることがある

POINT

当てはまる項目がありましたら、歯科医院での治療を推奨しております。

その他のぐらつく原因

一部の歯に偏った力が加わっている

一部の歯に偏った力が加わることで歯茎のクッションになっていいる歯根膜がダメージを受けます。

スマートフォンの普及により、人が下を向く時間が増えたことから、無意識に上下の歯が接触したり、噛み締めているケースが増加しています。

根っこが割れている

歯の根元が割れていたり、ヒビが入ってしまった場合、歯は自立できなくなりぐらついてしまいます。

重度の虫歯や神経を除去した比較的弱い歯に起こりがちです。歯ぎしりなどの圧力が原因になることもあります。

歯根の先に膿が溜まっている

歯根の先に膿が溜まることで、土台となる歯茎が柔らかくなりぐらぐらし始めます。

外傷によるぐらつき

口元を強打した際の外傷的な要因でぐらついてしまうことがあります。

炎症がみられる場合などは要注意

炎症や口臭、口内のねばつきなどの症状が見られます。歯のぐらつきに加えてこれらの症状が感じられた方は歯周病の可能性が高いと言えます。歯周病で溶けてしまった顎の骨は元には戻せません。

歯周病で歯が抜けてしまった場合多くの面積が失われてしまうため、インプラントなどの治療法も難しくなるといった二次被害も。もしかしたらと思ったら歯科医院で治療しましょう

顎関節・歯ぎしりの治療は当院へ

顎関節・歯ぎしり

一般的に軽く考えられがちな病ですが、ひどい場合には食事が取れずに日常生活が困難になることもあります。また、顎の痛みや炎症、開口障害のほか、体への負担がかかってしまいます。

簡単に判断せず、噛み合わせの悪さや顎の異常を感じる場合は一度当院へお越しください。

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