インプラントと他の治療の比較

COMPARISON違いを知った上での治療をオススメします

川崎駅徒歩1分の場所にある歯医者、川崎フロンティア歯科がご案内する「歯を失った場合の対応法比較」に関するご案内ページです。

「インプラントは、取り外し式の入れ歯や、土台となる歯に人工歯をかぶせるブリッジと比べて、どのようなメリット・デメリットがあるのだろう」そんな疑問をお持ちの方も少なくありません。

そこで今回は、インプラント・入れ歯・ブリッジの3つの治療方法を、機能性、審美性、口腔環境への影響といった観点で比較してみました。治療方法でお迷いの方は参考になさってください。

天然歯と同等の機能があるインプラント

欠損した歯を補う治療方法は様々ですが、近年インプラントがよく知られるようになりました。そんなインプラントと、特に治療される方が多い2つの治療法（入れ歯・ブリッジ）を比較したうえで治療のメリット・デメリットを解説します。

ビジュアルが美しく改善される他、本来の歯とほとんど同じ機能性を得られる治療方法があることに対し、健康な歯への悪影響が懸念される治療法や、咀嚼能力が低下してしまうような治療方法もあります。

3つの治療法がある中で、インプラントは機能性や審美性が高く、天然歯と同じような使い心地が得られることが特徴です。インプラント治療では、歯が失われた部分の歯槽骨（顎の骨）に人工歯根（インプラント）を埋め込み、そのうえに人工歯を取り付ける手法です。

他の治療法と異なり、人工歯をしっかりと固定することができ、食事の際やコミュニケーションの際の違和感がありません。また、メンテナンスをすることで半永久的に使用することができるもの大きなポイントと言えるでしょう。隣の歯や歯槽骨（顎の骨）に負担の掛かりにくく、持続可能性のある歯科治療です。

インプラント・入れ歯・ブリッジ比較表

インプラント・入れ歯・ブリッジの違いを、9つの項目でまとめて解説しております。

	インプラント	入れ歯	ブリッジ
機能性	天然歯とほぼ同等	咀嚼能力が低下	天然歯とほぼ同等
機能性	天然歯とほぼ同等	バネ部分が目立つ	金属部分が目立つ
治療部分の違和感	なし	異物感が強い	なし
ほかの歯への影響	なし	歯への負担がある	隣の健康な歯を削る必要がある
顎の骨への影響	なし	歯の抜けた部分の骨が痩せる	歯の抜けた部分の骨が痩せる
寿命	半永久的	7～8年程度	7～8年程度
治療条件	持病、歯周病がある場合は要注意	とくに条件なし	ブリッジを支える歯が必要
治療期間	6～24週間程度	短期間	短期間
保険	保険適用外（自由診療）	保険適用	保険適用

上記の表でもわかるように、インプラント治療は入れ歯やブリッジといった他の治療法と比べ、機能性と審美性に優れた治療法です。ブリッジは、失った歯の近くの歯を削り、その隙間に人工の歯を取り付ける方法です。大臼歯の場合、金属部分が目立ちますが、インプラントと同等のサービスが受けられます。入れ歯の場合は、左右の金属製の金具で人工の歯を引っかける。

しかし、永久歯ではないので、咀嚼能力は低下し、バネを使ったケアプランでは、美容的な効果も損なわれます。さらに、ブリッジを装着するためには健康な歯を抜かなければならないので、隣の歯に負担がかかります。

インプラントと違い、人工歯が顎の骨と密着しないため、歯のない部分の骨がどんどん痩せてしまうデメリットも。また、インプラントはメンテナンスをすれば半永久的に人工歯が長持ちさせることが可能です。

入れ歯やブリッジの場合、他の歯や下顎に悪影響を及ぼす可能性があるため、7～8年後に交換が必要な場合があります。

インプラントは保険適応外

一方、入れ歯やブリッジは、治療期間が短い、保険適用の制約を受けやすいという利点があります。インプラント治療を選択する場合は、利点と欠点の両方を知って、自分に最も適した治療システムを決定することが大切です。

インプラントを選ぶメリット・デメリット

メリット

天然歯と同等の機能性・審美性

周りの歯や顎の骨への影響がほとんどない

インプラント治療では、人工歯根を顎に埋め込み、その場所に人工歯をしっかりと固定します。そのため、ほとんど動くことがなく、天然歯に近い噛み心地が得られます。また、人工歯は審美性が高く、天然歯に近いため、口元に自然で心地よい表情を与えてくれます。

さらに、入れ歯やブリッジは、歯ぐきや近くの歯に悪い影響を与える危険性があります。インプラント治療では、インプラント体が人工歯を補助するため、近隣の口腔内に影響を与えることがないのです。できるだけ多くの歯を残したいという方には、インプラント治療が最適かもしれません。

デメリット

治療期間が長いこと

保険適用外（自由診療）であること

インプラントは通常、数週間の診療が必要で、入れ歯やブリッジよりも長くなります。これは、インプラントを顎の骨に固定するための外科的処置が必要なためです。さらに、インプラントには保険が適用されないため、他の選択肢に比べて費用がかさむと感じる人もいるかもしれません。とはいえ、医療費控除が受けられる可能性があるため、お金を節約することもできます。